電位治療器の基本原理は、ドイツの医学雑誌に掲載された「高圧送電線の下に長く住んでいる人には結核患者はいない。また農作物の収穫量も多い」という記事に基づくものです。すなわち、「高圧送電線の下に発生する電界が人間のからだに良い影響を与えるのではないか」との仮説に基づいて開発されたのが、高周波高圧の電位負荷を利用した電位治療器なのです。
この電位治療器には、出力電位によって2つのタイプがあり、使用方法や使用時間が異なります。
低圧の電位治療器は、主として、布団と一緒に使用されており、治療時間は8時間以下です。また、温熱療法・マッサージ療法などの治療法と組み合わせた治療器もあります。
高圧の電位治療器は、主として、椅子式で使用されており治療時間は1時間以下です。これもまた、温熱療法などと組み合わせた治療器もあります。
疾病を治療するにあたっては、まず、病院で根本的な原因を見つけ出して、適切な治療を受けることが必要であることは論を待ちません。
それを前提とした上で、市販されている家庭用医療機器は、日常生活における健康管理や健康増進のため、あるいは、様々な症状を緩和するため家庭で利用するもので、電位治療器も同じです。
また、電位治療器は、だけでも利用できるわけではありません。特に、
■医師から心臓病と診断され、日常の過激な運動を制限されている人
■ペースメーカーなどの電磁障害の影響を受けやすい体内植込み型医療機器を使用している人は、利用を控えましょう。
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