乾燥肌といっても、個人によって肌質や体質は違いますし、先天的（遺伝）なものなのか、後天的なものなのかによって対応の仕方も変わってきます。
いずれにしても、その原因の大半が日常生活に大きく起因していることから、身の回りの環境に気を配るだけでも、問題の解決につながります。
肌が乾燥するのは、皮膚内の角質細胞間脂質と皮脂が少なくなって、蒸発抑制力が低下した皮膚から水分が蒸発することで起こるものですから、日常生活の環境に気を配るだけでも改善することが出来ます。
冬の暖房は必要最低限にして湿度に注意する、熱いお湯に長時間入浴するのは避ける、体やクリーム状の洗剤の多量使用は避ける、タオルでこすり過ぎない、入浴後は保湿剤を塗って肌を保湿する、下着や寝巻きは水分を含む綿製品を着用する、化粧品はセラミド配合の保湿剤かヒルアロン酸配合の保湿剤を使用する、身体の保湿には、尿素配合の保湿剤（クリーム）を使用すると、白くカサカサだった乾燥肌を徐々に改善させ、潤いを取り戻すことができます。
ニキビを作らない生活習慣